瓦屋根工事に使う材料の役割と“欠けたときのリスク”をプロが解説

瓦屋根は「瓦だけで飛来物から衝突、雨雪による防水など全てを守っている」と思われがちですが、実際は複数の材料が連携して初めて耐衝撃性、防水性能が成立しています。
■ 【重要】雨漏りは“1つの不具合”から始まる
瓦屋根は、
「1つの材料でも欠ける・劣化する」=全体の防水バランスが崩れる構造です。
■構造用合板(屋根下地)

【役割】
・屋根全体を支える土台
・全ての材料を固定する基盤
この材料を使用しないと、、、
・屋根がたわみ、雨水が溜まりやすくなる→雨漏りのリスクが高まる
■ 改質ゴムアスファルトルーフィング(防水シート)

【役割】
・屋根の最後の砦となる防水層
・瓦の隙間から入った水をブロックする傘のような材料
この材料を使用しないと、、、
■瓦桟木

【役割】
・瓦を引っ掛けて固定するための下地材
・瓦のズレ、落下防止
この材料を使用しないと、、、
・地震時に瓦の落下リスクが大きくなる
■平瓦

【役割】
・雨、雪、紫外線から守る
・美観と耐久性を両立する
この材料を使用しないと、、、
・建物が短期間で劣化
・建物が飛来物などに対して無防備になる
■面戸瓦

【役割】
・棟瓦の隙間を防ぎ、風の侵入を防止
・害虫、鳥の侵入を防止する
この材料を使用しないと、、、
・害虫(白アリなど)や小動物(ねずみなど)の侵入→内部劣化
■葺き土

【役割】
・棟瓦の高さ調整と固定補助
・荷重分散による安定性確保
この材料を使用しないと、、、
■漆喰

【役割】
・棟部分の防水、固定
・葺き土の保護
この材料を使用しない場合、、、
・害虫(白アリなど)や小動物(ねずみなど)の侵入→内部劣化
■棟金物

【役割】
・棟の骨組みを強固に固定
・耐震、耐風性能の向上
この材料を使用しない場合、、、
■棟芯木

【役割】
・棟瓦を支える中心材
・棟の形状維持
この材料を使用しない場合、、、
・棟の歪み、崩れが発生→地震や台風で棟が崩壊→大規模な雨漏りのリスク
■棟瓦(雁振瓦、冠瓦)

【役割】
・屋根の頂部を覆う蓋のような材料で頂部の防水も担う
・美観と機能の最終仕上げ
この材料を使用しない場合、、、
・先述したろおり、棟は瓦の蓋のようなもの。つまり失うと屋根全体の防水機能が崩壊する
→家に住めなくなる、修理、修繕費が莫大になるリスクがあります。
■ 今すぐ点検をおすすめする理由
■ 最後に(最重要メッセージ)
屋根は「すべての材料が正常」で初めて雨漏りリスクが極めて低くなります。
逆に言えば、たった一つでも不具合があれば、雨漏りのリスクは確実に存在します。
だからこそ、症状がひどくなり施工費が高額になる前に、早めの点検・メンテナンスを強くおすすめします。
📞076-274-5133





